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【動画付き #26】Excelで不規則に並んだデータを規則的に並べ替えよう!
- Excelの並べ替え機能の使い方
- 複数の列を並び替える方法
今回は、「並べ替え機能」を学習していきます。この機能を使うことで、不規則に並んだデータを規則的に並べ替えることができます。
Excelの重要機能ですが、内容は非常にシンプルです。丁寧に確認しながらマスターしましょう!
本記事はYouTube『ユースフル / スキルの図書館』チャンネルより、以下の動画を記事にまとめたものです。動画だけではなく、テキストで復習したい方もいるはず。全38の記事と動画を組み合わせて、Excelの基本操作をマスターしていきましょう。
並べ替え機能の時の3つのポイント
「並べ替え機能」には、3つの重要なポイントがあります。下記がこれらのポイントをまとめたものです。
① 不規則なデータも並べ替え機能で規則的に置き換わる ② 並べ替え機能は1行をワンセットとして認識しよう ③ 複数の条件を並べ替えたいときは「ソート機能」が便利 |
ではひとつずつ解説していきます。
ポイント①: 不規則なデータも並べ替え機能で規則的に置き換わる
下部のワークシートをご覧ください。
今から、C列に書かれている氏名を並べ替えます。
岡田さん→山田さん→伊藤さんのようにランダムにデータが並んでいますが、これを「あいうえお順」に並べ替えます。
その時には「データタブ」にある「Sort(日本語版では並べ替え)」の「Sort A to Z(日本語版では昇順)」と書かれたボタンをクリックします。
クリックするとこのように、伊藤さん→大熊さんのように「あいうえお順」にデータが並べ変わりました。
一方で「昇順」ボタンの下にある「Sort Z to A(日本語版では降順)」というボタンを押すと、「あいうえお順」とは逆に並べ替えられることができます。
このように「昇順」「降順」機能を用いると、不規則な並びのデータを規則的に並べ替えることができます。
ポイント②: 並べ替え機能は1行をワンセットとして認識しよう
続いて押さえたいポイントは、表を並べ替えるときは「1行がワンセット」であることです。
先ほどの例で「昇順」機能を使用すると、C列の名前だけが昇順になるのではなく、従業員IDや日付など、データが書かれている4列がまとまって並べ替わります。
こちらも合わせて覚えておきましょう。
ポイント③: 複数の条件を並べ替えたいときは「ソート機能」が便利
では、最後に複数の列を並べ替えたいときの方法について解説します。
伊藤さんのデータの中で売上の高い順番で並べ替えたいとき、複数の条件が絡んできます。
そんなときは今からご紹介する並べ替え機能が便利です。
先ほどの「データタブ」の「Sort(日本語版は並べ替え)」を押すと、下の画像のようなダイアログボックスが出てきます。
ダイアログボックスの左上に「Add Level(日本語版はレベルの追加)」というボタンがあります。
ここをクリックすると、下の写真のように新しいレベルが追加されました。
続いて、この新しいレベルの「Column(日本語版では列)」から「売上」を選択します。
そして、右側の「Order(日本語版では順序)」で「Largest to Smallest(日本語版では大きい順)」を選択すると、大きい順に並べ替えることができます。
OKを押すと、伊藤さんのデータが先頭に並んでいて、売上も大きい順に並べ替わりました。
このように「複数の列を同時に並べ替えたい」、「規則性を持つデータに並べ替えたい」と思ったときは、この並べ替え機能を使うと便利です。
まとめとおすすめ講座の紹介
今回は「並べ替え機能」の使い方を解説しました。この記事でのポイントは下記の3つです。
① 不規則なデータも並べ替え機能で規則的に置き換わる ② 並べ替え機能は1行をワンセットとして認識する ③ 複数の条件を並べ替えたいときは「ソート機能」が便利 |
「並べ替え機能」は非常に重要なスキルです。
そのためこの3つを習得できるまで、こちらで何度も見直して、「並べ替え機能」を完璧にマスターしましょう!
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