【2022年完全版】Word文書処理技能認定試験の特徴と対策方法を徹底解説

皆さんは、Wordを使っていてこんな経験がないでしょうか?

  • 改行がガタガタになってしまう
  • 体裁を整えるだけなのに時間がかかってしまう
  • 上司に提出したら「見づらい」と言われた

ビジネスで使用する文書は「キレイに整っていること」が非常に重要ですが、そのための機能を使いこなせず時間を浪費してしまっている人は意外と多いのが現実です。しかし、Wordのスキルを向上させれば、驚くほど素早くキレイな資料作成が可能なので、本記事ではスキルアップの一手段となる、『Word文書処理技能認定試験』の特徴について徹底解説します。

監修者のご紹介

本記事は、2021年にMicrosoft MVPに選出され、ベストセラー「できるYouTuber式 Excel現場の教科書」の著者でもある、長内孝平が監修しています。

長内孝平(おさない・こうへい)| 伊藤忠商事出身 / Youseful株式会社代表取締役

▼経歴

フォロワー数は28万人を超える、日本最大級のビジネス教育YouTubeチャンネル「ユースフル」を運営すると共に、全国各地から受講できる2週間短期集中Excelトレーニング「ExcelPro」や「MOS Excel 365&2019 完全対策講座」を開発・運営する。

▼主な功績

2021年 Microsoft社よりMicrosoft MVPに選出。

Amazonベストセラー「できるYouTuber式 Excel 現場の教科書」著者。

目次

Word文書処理技能認定試験とは

出典:Word文書処理技能認定試験公式サイト

サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が主催する、Microsoft Wordの文書処理技能を認定するための試験です。累計合格者数は40万人を突破し、ビジネス実務における文書処理技能を証明する資格としてニーズが高まっています。

試験の概要

1級~3級のレベルがありそれぞれ試験時間や合格基準が異なっています。「おすすめな人」は主に後述の「出題範囲」をもとにユースフル編集部が独自リサーチを行い設定しています。

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おすすめな人試験時間合格基準受験料
1級・脚注/文献/索引など高度なビジネス文書に必要な機能を学びたい方
・2級に合格し、Wordを極めたい方
知識問題:15分
実技問題:90分
知識問題・実技問題の合計得点において得点率70%以上8,100円
2級・Wordを日常的に使用している方
・一度の受験でWordの機能を網羅的に学習したい方
知識問題:15分
実技問題:90分
知識問題・実技問題の合計得点において得点率70%以上7,000円
3級・Word使用経験が浅い方
・一歩ずつ確実にスキルアップしたい方
知識問題:なし
実技問題:60分
実技問題の得点において得点率70%以上5,900円
出典:Word文書処理技能認定試験公式サイト

出題形式

大きく「知識試験」「実技試験」に分かれています。「実技試験」では名称などの知識が無くても最終成果物を作成できれば点数になることがある一方、「知識試験」ではツールの名称などを聞かれることがあるため、自分が今なんの機能を使っているのか認識しながら学習する必要があります。

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種類出題形式
知識試験
(1・2級のみ)
・内容:文書処理、およびMicrosoft Wordに関する知識
・形式:コンピューターに表示される多肢選択式の試験問題に解答
・題数:15問
・時間:15分
実技試験・内容:Microsoft Wordの操作によるdocxファイル、dotxファイル(1級のみ)の作成、編集
・形式:コンピュータに表示される仕様や指示に基づきドキュメントを作成
・題数:連続したテーマによる大問形式5問
・時間:1級・2級 90分 / 3級 60分
出典:Word文書処理技能認定試験公式サイト

出題範囲

級数によって、出題範囲に違いがあるので自分は「全ての機能を網羅的に学習したいのか」「メインの機能だけ学べればよいのか」考えながら受験する級数を選んでみてくださいね。※詳細はコチラ(サーティファイが公開している出題範囲PDF資料)

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科目内容(一部抜粋)3級2級1級
作業環境各種名称/表示設定
環境の設定を変更ステータスバー/基本設定/クイックアクセスツールバー×
書式の設定を変更文字書式/拡張書式/段落書式/段組み/スタイル
ファイル新規作成/デザイン/レイアウト/印刷
文書編集テキスト編集/改ページ/参考資料/ヘッダーフッター
罫線と表表のデザイン/表のレイアウト
オブジェクトSmartArt/図形/配置/整列
ExcelのワークシートExcelワークシート挿入/Excelの表・グラフの貼り付け××
セキュリティパスワード/文書の保護×
※ 注1:〇 70%以上カバー・△ 70%未満カバー・× 出題範囲外、注2:Word2019の出題範囲をもとに作成

試験日・応募方法

全国各地にある会場で受験が可能で、試験日程も会場によって異なります。詳細は、Word文書処理技能認定試験公式ホームページより確認することが出来ます。

資格取得のメリット

①資料の見栄えがキレイになる

実技試験は、白紙の文書から案内資料などの「完成物」を作成する出題形式です。本試験に向けて勉強をすることで自然と作成する資料のデザイン・レイアウトなどのクオリティが向上します。

こちらは、公式ホームページに出題例として掲載されている資料です。
限られた時間の中で、下記のように文字の羅列を見やすくキレイな資料に整えるスキルがあれば実務においても重宝することができます。

出典:Word文書処理技能認定試験公式サイト

効率的にレイアウトを整えるスキルが身につけば、資料作成業務だけでなく商談やミーティングといったビジネスの重要なシーンでもポジティブに作用します

出典:Word文書処理技能認定試験公式サイト

②文書作成業務を時短できる

Wordはあまりに身近で直感的に操作ができてしまうため「実は使いこなせていない」ことに気づきにくいのが特徴です。
そのため、行頭を揃えるのに何度もスペースキーを押したり、頻繁に行う操作でショートカットキーを使わなかったり、と非効率な作業を繰り返してしまうケースが少なくありません。

Word文書処理技能認定試験には、実技試験だけでなく知識試験もあるので(※1・2級のみ)、試験勉強をすることで自然と時短につながる効率的な操作方法を覚えることができます。

こんな人におすすめ

Wordを使用する全ての人におすすめできるword文書処理技能認定試験ですが、特に下記のような方は資格取得によるメリットが大きいです。

大学生

論文やレポート、講義で使用するノートなど、Wordの使用シーンが多いため、早い段階で資格を取得しておくことで単位取得や卒業要件達成において効果的です。
また、就職活動のエントリーシートを効率的に作成できたり、履歴書に保有資格として記載できたりと、メリットが盛りだくさんです。

ライター

原稿作成において時短が可能なだけでなく、Wordの操作方法に気を取られることがなくなるため、よりクリエイティブな仕事にリソースを割くことができます。

事務職・バックオフィス系職種

膨大な数の帳票や契約書を取り扱うため、ショートカットやテンプレートの利用など細かな効率化の積み重ねで、一日の作業時間を大きく削減できます。

その他のWordの資格との違い

Wordのスキルを証明する資格は、Word文書処理技能認定試験の他にも、MOS(Microsoft Office Specialist)日商PC検定などがありますが、「どの資格を取得してよいか分からない」という方はこちらの記事を参考にしてみてください。

資格取得に必要な学習時間

Word文書処理技能認定試験公式サイトによると、Word文書処理技能認定試験の標準学習時間は下記のようになっています。

  • 初学者が3級合格レベルに達するのに必要な学習時間:26時間
  • 3級合格者が2級合格レベルに達するのに必要な学習時間:34時間
  • 2級合格者が1級合格レベルに達するのに必要な学習時間:23時間

1日1時間のスキマ時間の学習でも1か月前後でどの級数も合格を目指すことが可能なので、働きながら資格取得することも十分に可能です。

おすすめの勉強方法

ユースフル編集部がおすすめする勉強方法は、「動画講座で操作を理解してからサーティファイのサンプル問題を解く」です。サーティファイの試験の特徴は「作成スキルが身につく」ことで、問題も実務を想定したつくりになっています。そのため、まずは画面の動きを見ながら操作を直感的に理解できる動画講座で学ぶのがおすすめです。
そして、Word機能の操作を一通り覚えた段階で、本番の出題形式や試験ツールの操作方法に慣れるためにサーティファイのサンプル問題を解くのが良いでしょう。

問題集

サーティファイ公式のサンプル問題

サンプル問題の無料請求フォーム

試験を運営するサーティファイが無償で提供しているサンプル問題。
専用フォームを入力するとサンプル問題をダウンロードするメールがすぐに届き、そこから問題や解答を見ることができます。
PCを使った本番同様のシステムで回答作業ができるため、本番前に操作方法に慣れるために使用するのが良いでしょう。
※資料をダウンロードした後のファイルがいくつかあり、少し操作に戸惑う可能性があるのでまずはzipファイルに同胞されている『サンプル問題 受験プログラムの使い方』を確認するとスムーズに受験を開始することができます。

Word文書処理技能認定試験1・2級問題集【2019対応】

出典:Word文書処理技能認定試験

試験を主催するサーティファイが発行する公式問題集(1・2級対策用)。3級対応問題集はこちらから購入できます

▼商品特徴

試験問題のレベルを知り、答練練習を繰り返すことで、合格に近づきます

サーティファイが主催するMicrosoft Wordを用いた文書作成技能と、ビジネス実務への展開能力に関する技能を認定するWord文書処理技能認定試験の1級および2級対策問題集です。

1級および2級の各級に対応したテーマ別の【知識試験】練習問題と【実技試験】練習問題および本試験と同形式の模擬試験問題(2級:4回分/1級:3回分)で構成されています。

株式会社ウイネット ONLINE SHOPより引用

過去問

2022年4月時点では、Word文書処理技能認定試験公式サイトにおいて過去問は掲載されていません。

動画講座

テキスト型の参考書と異なり操作を直感的に理解できることが特徴の動画講座。
そんな動画講座の中から、ユースフル編集部がおすすめする講座を紹介します。

ユースフルの『Wordマスター講座』

ユースフルの『Wordマスター講座』

チャンネル登録者数30万人の『ユースフル/スキルの図書館』を運営するYouseful株式会社が提供しているWord学習動画講座。Word文書処理技能認定試験対策用の講座ではありませんが、カリキュラムを見てみると試験範囲の大半をカバーしていることが分かります。

ユースフルの『Wordマスター講座』カリキュラム

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No.コンテンツ
Chapter1文字の打ち方/文字を見やすくする方法/保存方法
Chapter2文字揃え/文字選択/検索と置換/最重要ショートカット
Chapter3余白機能/ヘッダー/フッター機能/画像の挿入/SmartArt機能/印刷・PDF化
Chapter4インデント・ルーラー/小数点合わせの方法/テーブル機能/変更履歴/コメント機能
Chapter5改行/インデント/均等割り付け/文字サイズ/書式/スタイル/改ページ/余白
Chapter6文字選択の方法/ファイルの印刷方法
Chapter7総合問題1
Chapter8総合問題2
ユースフルの『Wordマスター講座』

(再掲)word文書処理技能認定試験の出題範囲

スクロールできます
科目内容(一部抜粋)3級2級1級
作業環境各種名称/表示設定
環境の設定を変更ステータスバー/基本設定/クイックアクセスツールバー×
書式の設定を変更文字書式/拡張書式/段落書式/段組み/スタイル
ファイル新規作成/デザイン/レイアウト/印刷
文書編集テキスト編集/改ページ/参考資料/ヘッダーフッター
罫線と表表のデザイン/表のレイアウト
オブジェクトSmartArt/図形/配置/整列
ExcelのワークシートExcelワークシート挿入/Excelの表・グラフの貼り付け××
セキュリティパスワード/文書の保護×
※ 注1:〇 70%以上カバー・△ 70%未満カバー・× 出題範囲外、注2:Word2019の出題範囲をもとに作成

Wordの主要な機能を分かりやすい動画で学んで演習もできるユースフルの『Wordマスター講座』。 実技試験対策の第一歩としてサーティファイのサンプル問題を解く前に受講するのがおすすめです。

ユースフルの『Wordマスター講座』の3つのポイント
  1. 講師は法務出身の文書作成プロフェッショナル!
  2. 講義動画と完全連動した実務直結演習問題!
  3. 疑問をすぐに解決できるチャット質問機能!

Word文書処理技能認定試験2級講座【2019】

出典:Word文書処理技能認定試験2級講座

オンライン学習サービス MANABI JOURNEYが提供する動画講座。
試験を主催するサーティファイが発行する公式問題集『Word文書処理技能認定試験1・2級問題集【2019対応】』と連動した講義が魅力的です。

『Word文書処理技能認定試験2級講座』の3つのポイント
  1. 速く正確に作業できる実践力が身につく!
  2. 見やすく分かりやすい書類やデータを作れるようになる!
  3. 「Word文書処理技能認定試験2級」の出題範囲をフルカバー!

まとめとおすすめ講座の紹介

1~3級すべてに実技試験がありWordのスキルアップに有効な資格でありながら、合格率が86.8%(2020年度平均合格率)と比較的難易度が低いWord文書処理技能認定試験。スキルアップの第一歩としておすすめ度は高いので、みなさんも受験を検討してみてはいかがでしょうか?

ユースフルでは「Word文書処理技能認定試験にむけて基本操作を理解したい」「Word業務を時短したい」といった方に『~最速時短術が身につく~Wordマスター講座をご用意しています。疑問をすぐに解決できるチャット質問機能も備わった実務直結の動画講座でWordスキルを最速で磨きましょう!

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この記事を書いた人

記事をお読みいただきありがとうございます!ユースフル編集部では、Excelをはじめとするマイクロソフト製品の活用法をわかりやすく紹介しています。ご興味ある方は、ぜひ他の記事もご覧ください!

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