MOSテキストおすすめ6選【2023年版】失敗しない選び方も紹介

MOS資格テキストおすすめ紹介

MOS(Microsoft Office Specialist)はビジネスの世界でも近年ますます普及している、Microsoftツールのスキルを証明するための資格です。

MOSを独学で対策するならまず思い浮かぶのが本を使った学習ですが「本だけで合格点まで届くのかわからない…」
「どんな本を選べばいいのかわからない…」

と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、MOS対策本の選び方のポイントを詳しくご紹介します

10冊に厳選したおすすめの対策本もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

あなたにぴったりの対策本を見つけて効果的に学習し、資格合格を目指しましょう。

本で学習を始める前に、「MOS資格の概要を知りたい」「そもそもMOSってなに」という方は1記事でMOS資格に関してまとめたこちらの記事をご覧ください!

MOS資格 スペシャリスト(一般)レベルを知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

MOS資格 エキスパート(上級レベル)を知りたい方はこちらの記事をご覧ください!


監修者のご紹介

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長内 孝平 -Osanai Kohei-
▼経歴
・神戸大学経営学部卒
・伊藤忠商事株式会社出身
・Youseful(株)代表取締役
▼主な功績
・2021年/2022年/2023年 Microsoft社よりMicrosoft MVPに選出
(Excelの開発現場に直接フィードバックできる日本人数名の1人)
・登録者40万人超の日本最大級ビジネス教育YouTubeユースフルを運営
・10万部突破のベストセラーExcel 現場の教科書

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長内 孝平 -Youseful(株)代表
・2021年 Microsoft社よりMicrosoft MVPに選出(Excelの開発現場に直接フィードバックできる日本人数名の1人)
・登録者30万人超の日本最大級ビジネス教育YouTubeユースフルを運営
・10万部突破のベストセラーExcel 現場の教科書

目次

MOSの問題の特徴・対策のポイント

「きちんと対策すれば、高確率で合格できる」MOSですが、対策にどのような対策をすれば良いのでしょうか?

MOSの対策をするためには、まずMOS試験の問題形式を抑えて、対策のポイントを知ることが重要です。MOSテストの3つの特徴をご紹介します。

特徴①:出題範囲はツール全範囲だが、ある程度まとまりがある

MOSではどのツール・どのレベルでも、ツールの全般の知識が問われます。中身はざっくり4〜6つのセクションに分けることができます。

たとえばExcel 365&2019の一般レベルの出題範囲は、以下のようになっています。

セクションセクションの内容
ワークシートやブックの管理・ブックにデータをインポートする
・ブック内を移動する
・ワークシートやブックの書式を設定する
・オプションと表示をカスタマイズする
・共同作業のためにコンテンツを設定する
セルやセル範囲のデータの管理・シートのデータを操作する
・セルやセル範囲の書式を設定する
・名前付き範囲を定義する、参照する
・データを視覚的にまとめる
テーブルとテーブルのデータの管理・テーブルを作成する、書式設定する
・テーブルを変更する
・テーブルのデータをフィルターする、並べ替える
数式や関数を使用した演算の実行・参照を追加する
・データを計算する、加工する
・文字列を変更する、書式設定する
グラフの管理・グラフを作成する
・グラフを変更する
・グラフを書式設定する
引用:https://mos.odyssey-com.co.jp/outline/excel365and2019.html

これを見ると、6つのセクションに分けられていることがわかります。

上記をもとに内容を整理して順立てて学習することで、試験範囲を網羅しつつツール全体の学習をカバーすることが可能です。

対策のポイント①

内容をセクション分けして、広範囲の学習を効率よく進める

セクションの内容を見て分からないところは重点的に、仕事で使っているなどである程度わかる部分は問題を解けるかをさっと確認する。

特徴②:MOS独特の言い回しや出題傾向がある

MOSの試験では、実際にシートと指示(課題)が与えられ、その課題を解決するためにExcelを操作します。指示で独特の言い回しが使われることがあったり、特定の出題傾向があることが大きな特徴です。

たとえば、「テーブル『A』をセル範囲に直してください。」という問題が出題されたとき、対策していなければ咄嗟に出題の意味を理解することができません。

「テーブルをセル範囲に直すとはどういうことか」を具体的にイメージして、正しく操作できるような対策をする必要があります。

試験本番、普段見慣れない表現やケースを見かけた際に焦らず回答できるよう、対策中にMOS特有の言い回しや問題に慣れておくことが大切です。

対策のポイント②

MOS特有のや出題傾向に慣れておく

MOSに特化してつくられた教材を使って問題を解き、独特な言い回しや表現・出題形式になれておく。

特徴③:課題に対する対応力・実践力が問われる

前述のとおり、MOSの試験では、実際にシートと指示(課題)が与えられ、その課題を解決するためにExcelを操作します。

つまり単語の暗記ではなく、実現したい事象(お題)に対して一連の操作を正しくできるか、という実践力が問われるということです。

その場合、説明(答え)→練習(問題)の順で進む普通の学習本では、自分がどこを理解できていないのかを把握しにくく、効果的に対策できない場合があります。

MOS本番では「問題→答え」の順で、実現したい事象に対して自分で答えを思いつかなければならないためです。

対策のポイント③

なるべく問題集で学習し、実践力・対応力をあげておく

仕事などで最低限ツールを使った経験がある方であれば、問題集をつかって「問題→回答→解説」で学習を進めるのがおすすめ。

ただ、ツール未経験者で「最初から問題を出されてもまったく手が出ない…」という方は、まずは使い方を説明→練習問題の順番でもおすすめ。

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MOS対策本の選び方

ここまで読んで、「本を使った学習が向いているかも」と思った方は、ぜひあなたにあった本を選ぶポイントも知っておきましょう。

前提として、やはりMOS対策としての本を購入するなら、MOS対策に特化した本を選ぶのがおすすめです。

MOS対策本が良い理由、本選びのポイントは4つあります。

ポイント①:問題集形式であること

前述の通り、「説明→練習問題」の順番で記載されている教科書タイプの本では、「問題→回答」のMOS試験本番に十分に対応できない場合があります。

説明を読んでから問題を解いていると、ついついわかった気になってしまうからです。

MOS試験本番では、事前に解答を見ることなく、自分の頭の中にある知識をつかって自分で正しい操作をイメージし、実際に手を動かす必要があります。

問題イメージ
引用:https://www.fom.fujitsu.com/goods/apk/sample/fpt1912s/index.html#target/page_no=39

そのため対策段階から、テキストを目で追うだけでなく、お題において必要な機能や操作を想像し、実際に手を動かして操作イメージを頭に入れることが重要なのです。

「問題→回答→解説」の順で進む問題集タイプの本であれば、「自分で考える→自分の理解・知識が不足している部分を把握→解答を読んで正しい答えを知る」という順番で学習を進められるので、苦手分野の把握本番に必要な思考力の強化を効果的に行うことができます。

学習イメージ
引用:https://www.fom.fujitsu.com/goods/apk/sample/fpt1912s/index.html#target/page_no=39

ポイント②:解説が詳しく丁寧に書かれている

本で対策する場合、間違えたり、つまづいたりした際に自分で解決しなければならないのも本学習の特徴です。

「なぜ間違えたのか」「なぜこの操作が正しいのか」を自力で理解するためには、解説がいかに詳しく丁寧に書かれているかは、本選びの肝になってきます。

また、画像が豊富に含まれているかをチェックしましょう。

何ステップもある操作の手順を文字だけで説明されても、頭にイメージが残りにくいという方も多いのではないでしょうか。

そこで、操作画面のキャプチャや図と合わせて説明されているものを選ぶことで、実際に操作をする際にイメージしやすいという利点があります。

ポイント③:MOS特有の言い回しや出題傾向に沿っている

前述の通り、MOSには独特の言い回しや出題形式があります。

練習問題
引用:https://www.fom.fujitsu.com/goods/apk/sample/fpt1912s/index.html#target/page_no=29

上記の「セル範囲に移動」をはじめ、ある程度ツールを使ったことがある方でも日常生活や普段の業務では聞くことのない表現で出題された場合、「どのような操作を求められているのか」がわからず焦ってしまうかもしれません。

対策段階でそれらに十分に慣れておくことで、本番での対応力がぐっと高まり、合格に近づきます。

たとえば、MOSの出題範囲に沿って章ごとにまとまっているものであれば出題傾向をつかむことができますし、その中で使われている独特の表現に触れておくことで、「こういう指示が出たときは、こういう操作を求められているんだ」という感覚をつかむことができます。

ポイント④:模擬試験がついている

本番に近い問題量・出題バランス・難易度を試すことができる、模擬試験がついているかどうかもポイントの1つです。

本を1周解いていると、ついつい本を読み進めることに満足してしまい、最初のほうに学習した内容を忘れてしまっていたり、分かった気になっていたけれど実際の問題になると解けない危険性もあります。

そこで、本を1周解き終わった後に模擬試験を解くことで、テキスト全体の内容が試験問題レベルまで定着しているかを確認でき、忘れてしまった内容や苦手分野を確認することができます。

模擬試験はMOS試験の形式を覚えるのにも使える!

また、本番で求められる回答スピードや時間配分の練習にもなりますので、模擬試験がついている本がおすすめです。

MOS試験は1回50分で、問題数は30〜50問と言われています。

最後の10分程度を見直しに充てるとすると、ペース配分は非常に重要です。

50分のなかで、問題数を確認して1問に充てられる時間の目安を把握し、分からない問題は一度飛ばすなどしてペースを守り、見直しも済ませて自分の最大限のパフォーマンスを出す練習には、模擬試験はぴったりなツールです。

試験本番では画面上にタイマーが表示されていますので、模擬試験で培った時間の管理はぜひ本番でも活かしましょう。

また、MOS試験はパソコンで行うため、試験中にPCが不具合を起こしてしまう可能性も0ではありません。
そこで、試験中に保存ボタンから保存(上書き保存)することができます。

「大問を1つ回答したら一度保存する」など、自分の中でルーティーンが固まっていると安心です。

こういったMOS特有の「お作法」を身に着けるためにも、模擬試験は役立つでしょう。

おまけ:受験するバージョンにあっているものを選ぶ

対策本を選ぶ際には、本が受験予定のバージョンにあっているかどうかも確認しておきましょう。

Microsoftのツールは3年ごとにアップデートしており、現在MOSは2013, 2016, 365&2019の3つのバージョンを取り扱っています。

バージョンが違えば操作方法や機能の有無が一部異なるため、間違ったバージョンの本では正しく対策できない箇所が出てくるかもしれません。

おすすめのMOS対策本:FOM出版の「MOS 対策テキスト&問題集」

MOS対策本としてユースフルがおすすめするのは、FOM出版より出版されている「MOS 対策テキスト&問題集」シリーズです。

本シリーズは通称「緑本」と呼ばれ、MOS 対策本として絶大な人気を誇るシリーズとなっています。

MOSの出題範囲はすべてカバーされており、また実習問題や模擬試験問題もついているため、対策はこの一冊で完結すると言われています。

対応科目は以下のようになっております。

ラインナップ
  • よくわかるマスター MOS Excel 365 & 2019 対策テキスト & 問題集
  • よくわかるマスター MOS Word 365 & 2019 対策テキスト & 問題集
  • よくわかるマスター MOS PowerPoint 365&2019 対策テキスト&問題集
  • よくわかるマスター MOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
  • よくわかるマスター MOS Word 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
  • よくわかるマスター MOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集

よくわかるマスター MOS Excel 365 & 2019 対策テキスト & 問題集

出題範囲を完全網羅。MOS対策をこの一冊で。

基本の操作からグラフ・チャートの作成まで、MOS Excelの一般レベルで出題される範囲を完全カバーしている一冊。

「前提知識→問題→解説」の順で進むので、試験本番で通用する実践力が身につく。
自動採点機能つきの模擬試験を5回分収録。

スクロールできます
レベル科目(ツール)対応バージョンページ数出版社出版日
一般Excel2019, Office 365294FOM出版(富士通エフ・オー・エム)2020年6月

よくわかるマスター MOS Word 365 & 2019 対策テキスト & 問題集

独学に最適なツールを多数搭載。この一冊で試験対策が完了。

復習用の確認問題や5回分の模擬試験、しるしをつけておいた問題に再度取り組むことできる「再挑戦モード」などがついており、独学でも徹底的に対策できる一冊。

MOS Wordの一般レベル向けのテキスト兼問題集です。

スクロールできます
レベル科目(ツール)対応バージョンページ数出版社出版日
一般Word2019, Office 365326FOM出版(富士通エフ・オー・エム)2020年7月

よくわかるマスター MOS PowerPoint 365&2019 対策テキスト&問題集

実践力が身につく。この一冊で試験範囲のすべてをカバー。

MOS PowerPointの一般レベルの出題範囲を完全網羅している一冊。

豊富な画像と丁寧な解説で操作の流れが分かりやすい。

自動採点機能つきの模擬試験を5回分収録。

スクロールできます
レベル科目(ツール)対応バージョンページ数出版社出版日
一般PowerPoint2019, Office 365334FOM出版(富士通エフ・オー・エム)2020年11月

よくわかるマスター MOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集

分かりやすい解説でExcel Expertの合格を目指せる。

Excelの高度な機能や操作も、豊富な実践問題と画像つきの丁寧な解説で分かりやすく網羅。

便利なコマンド一覧表や学習の進捗がよくわかる習熟度チェック表など、独学をサポートするツールも豊富に収録。

この一冊で試験合格を目指せる。

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レベル科目(ツール)対応バージョンページ数出版社出版日
上級(エキスパート)Excel2019, Office 365310FOM出版(富士通エフ・オー・エム)2021年3月

よくわかるマスター MOS Word 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集

「再挑戦モード」搭載で弱点を徹底克服。この一冊で合格を目指せる。

MOS Wordの上級(エキスパート)レベルの出題範囲を網羅しており、練習問題と分かりやすい解説で実践力が身につく。

不正解だった問題にはしるしをつけ、後で再挑戦できる「再挑戦モード」を搭載。

弱点を徹底克服して、試験合意核を目指せる一冊。

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レベル科目(ツール)対応バージョンページ数出版社出版日
上級(エキスパート)Word2019, Office 365278FOM出版(富士通エフ・オー・エム)2020年3月

よくわかるマスター MOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集

Accessの対策ならこれ。MOS試験を完全網羅できる一冊。

MOS Accessの上級(エキスパート)レベルの出題範囲を徹底分析・網羅した一冊。

豊富な練習問題と模擬試験で実践力が身につき、試験合格を目指せる。

スクロールできます
レベル科目(ツール)対応バージョンページ数出版社出版日
上級(エキスパート)Access2019, Office 365294FOM出版(富士通エフ・オー・エム)2021年7月

該当する科目を受験される方は、ぜひチェックしてみてください。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

本記事では、MOS対策本の選び方とおすすめ対策本をご紹介しました。ぜひぴったりの教材を見つけて、MOS合格を目指していきましょう。

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