【プロが解説】MOSは役に立たない資格?転職時の取得メリットや勉強方法も解説します

MOSはWordやExcelなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できるマイクロソフト公認の国際資格です。

オフィスソフトのスキルを客観的に証明できることに加え、累計受験者数440万人を越える世界共通資格であるため、世界中で活用できる資格です。

それにも関わらず、MOSは役に立たないという意見をしばしば聞きます。

「MOSを持ってても意味ないといわれているが、実際どうなのだろう」
「MOSは転職や就職に役立たないって本当?」

実際にこのような疑問を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、ユースフル編集部がMOSについて客観的に検証してみました。この記事を読んでMOSが役立つ資格だと思えたら、ぜひスキルアップの第一歩としてMOS取得を目指してみましょう!

▼MOS資格の概要については、以下の記事でさらに詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

監修者のご紹介

本記事は、2021年にMicrosoft MVPに選出され、ベストセラー「できるYouTuber式 Excel現場の教科書」の著者でもある、長内孝平が監修しています。

長内孝平(おさない・こうへい)| 伊藤忠商事出身 / Youseful株式会社代表取締役

▼経歴

フォロワー数は28万人を超える、日本最大級のビジネス教育YouTubeチャンネル「ユースフル」を運営すると共に、全国各地から受講できる2週間短期集中Excelトレーニング「ExcelPro」や「MOS Excel 365&2019 完全対策講座」を開発・運営する。

▼主な功績

2021年 Microsoft社よりMicrosoft MVPに選出。

Amazonベストセラー「できるYouTuber式 Excel 現場の教科書」著者。

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目次

MOSが役に立たないといわれている3つの理由

なぜMOSが役に立たないといわれているのか、まずはその理由についてみていきます。

検証①:MOSは合格率が高いからスキルの証明にならない?

MOSはほかのIT系の資格と比較して、合格率が高いといわれています。Excel資格として有名な日商PC(データ活用)、文書処理能力検定(表計算)と比較してみましょう。

たしかに、ほかの資格と比較するとMOSは一般レベル、上級レベル(エキスパート)ともに合格率が高いことがわかります。

資格試験合格率:1級/上級レベル(エキスパート)合格率:2級/一般レベル
日商PC(データ活用)36.4%67.6%
文書処理能力検定(表計算)56.5%62.6%
MOS約60%約80%
(参照:2020年度日商PC検定試験 受験者・合格者数について資格の門 文書処理能力検定の受験者数・合格率

しかし、合格率が高いことと資格としてアピールにならないということは別の話です。

合格率自体は高い資格ではありますが、出題範囲は幅広く、合格を目指す過程でビジネスツールのスキルを鍛えることができるので、合格の称号以上に実務で使えるスキルが身に付きます。

また、履歴書上でも「資格を保有している」ことはスキルを有しているかどうかは客観的な事実であり、少なくとも「資格を持っている人」「持っていない人」では説得力が変わってきます。

検証②:MOS合格だけを目的にするとスキルが身に付かない

MOSに限らず、資格を取得したからといって自動的にスキルが身に付くというわけではありません。

ただし、資格試験のなかでもMOSは実務で使うことを想定した資格であり、合格を目標に勉強するなかで実務に応用できる知識やスキルを身につけやすい資格といえます。

たとえば、MOSの出題範囲にはVLOOKUP関数やピボットテーブルといったExcel実務で頻繁に活用する機能が多く含まれます。どちらかというとMOS取得を目指すことは、実務のExcelのスキルアップにかなり有効であるといえます。

検証③:就職や転職するときに役に立たない

職種にもよりますが、特に、経理などの事務職やアパレルなど店舗スタッフでは、求人で必須条件・歓迎条件としてMOSが明記されていることも多いです。

※実際の求人を参考にユースフル編集部が独自に作成


歓迎条件ではほかの応募者がMOSを取得していない場合、MOS取得は採用の決め手になる可能性があります。また、必須条件の場合はMOS取得していないと求人に応募することすらできず、MOS取得が足切りラインになることもあり希望の職に応募するためにもMOS取得は必須でしょう。

MOSが役立つといえる3つの理由

ここまでMOSが役に立たないといわれている理由とその考え方が間違っていることを説明してきました。次に、MOSが役立つといえる3つの理由を説明します。

役立つ理由①:学んだExcelスキルを活かして業務効率化を実現できる

MOSの学習過程では、普段活用しないExcelの機能を学習することがあります。この学習のおかげで、新しいExcel業務にもすぐに対応できたり、今まで手作業で行っていた業務に関数を応用できたりするようになります。

たとえば、入力規則でデータの誤入力を自動的に防いだり、条件付き書式を活用して特定のセルだけ書式を自動で変更できたりするようになります。

そうすることで、今までの業務の効率化を実現することができます。

MOSを運営する「オデッセイ コミュニケーションズ」の公式HPでは下記のようなアンケート結果があります。

MOSを取得した従業員の83%が、「マイクロソフトオフィスの知識とスキルを頻繁に、または常に活用している」と回答。
管理職の85%が、「MOSを取得した従業員は、仕事の生産性が以前より高まった」と回答。
職種にかかわらず、調査対象者の99%が、MOSを取得することでマイクロソフトオフィスのスキルを大幅にアップさせた。
管理職の89%が、「MOSを取得した従業員はマイクロソフトオフィスのスキルがほかの従業員より高い」と回答。

引用:Microsoft MOS調査データ報告書(https://mos.odyssey-com.co.jp/about/mos_report.html)

アンケート結果からもMOSが業務効率化やスキルアップに繋がるといえるでしょう。

役立つ理由:MOS資格は転職の必須資格・昇進要件に認定されている

あらゆる業界でExcelを扱う職種があります。特に、経理などの事務職やアパレルなどの店舗で働く人にとってはMOS合格が客観的なExcelスキルをアピールすることに繋がります。

先ほども述べたように、上記の職種だと求人で一定のExcelスキルを条件にしていることが多くあります。面接でExcelスキルを説明するよりも、MOS取得を履歴書に書く方が説得力があり、採用に繋がりやすいでしょう。

実際に昇格要件や内定者研修などで企業がMOSを活用している事例も多くあります。MOSを運営する「オデッセイ コミュニケーションズ」の公式HPには下記のような紹介があります。

兼松株式会社

MOS(Excel)の取得は、2006年から昇格要件に

社員が同じスキルを有することで、円滑な業務遂行が可能に
創業から130年以上の歴史をもつ総合商社の兼松株式会社では、昇格要件の資格のひとつとして、2006年から内定者/新入社員の研修メニューのなかにMOS(Excel)の取得が取り入れられています。

入社後は、どの部署に配属されたとしても、あらゆる場面でExcelを使うため、仕事を進めるうえで必要な基本スキルが習得できる手段としてMOSを利用しているとのこと。取得した方からは、「実際にExcelを使うときには、資格の勉強で学んだことを思い出して時短につながる効率的なやり方で進められた」「MOSの受験勉強を通じて、それまで自己流で覚えていた操作方法に時間がかかっていたことに気づくことができ、Excelの作業効率を上げていくことに役立った」など、社員が同じスキルを有することで業務が円滑に遂行されています。

双日

総合職・事務職の内定者研修にMOSを活用

仕事で求められるスキルのイメージ化で、不安の払拭&自己研磨きっかけに

内定者研修の一環としてMOSを活用している双日では、内定者研修の目的を、新入社員が不安なく自信をもって入社できるよう、企業側が準備の場を提供することだと考えています。

「これだけは知っておいてほしい」というパソコンの最低限のスキルを、“資格取得”というカタチで提示することで、仕事で必要とされるスキルをイメージ化できる。イメージできれば、自分で準備することもでき、入社前の不安も払拭できるとの思いから、内定者研修にMOSを活用しているとのこと。また、MOSを取り入れた研修内容が、学習意欲の向上や自発的な自己研鑽のきっかけになっていくことも期待されています。

(引用:https://mos.odyssey-com.co.jp/about/client.html


このように企業側もMOS取得を評価しているので、MOSを取得する意味はあるといえるでしょう。

役立つ理由:ほかのIT資格取得の足がかりにできる

MOSはほかのIT系資格へのスキルアップの土台として非常に意味があるといわれています。

たとえば、Excelに関連する資格では、Excel業務の自動化を実現できるVBAエキスパートの足がかりにできます。さらに、MOS取得後、「P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)」や「ITコーディネーター」の資格を取っていくことで、どんどんITの知識と技術を身に付けることもできます。

ほかの資格と組み合わせることで、時代が求めるIT人材になれます。その第一歩としてMOSは非常に有効な試験といえます。

MOSは独学でも取得可能なの?

ここまで読んで、MOSが役に立つ資格であることは理解できたでしょう。MOSは独学で取得することも可能です。しかし、しっかり対策しなければ、合格することはできません。MOSの難易度とレベル別の学習期間を見ていきましょう。

MOSの難易度

MOSの合格基準点は非公表で正確にはわかりませんが、一般レベル、上級レベル(エキスパート)ともに1000点満点の試験で550点〜850点の範囲が合格基準点の目安です。

ユースフル編集部調べによると、近年の試験では700点以上が合格点となっており、700点が合格基準点と考えてよいでしょう。

MOS合格に必要な学習期間

一般レベル、上級レベル(エキスパート)のレベル別の合格に必要な学習期間を勉強方法ごとにユースフル編集部でリサーチしました。MOS対策の勉強方法として「オンライン講座」「パソコンスクール」「独学(テキスト)」の3つで比較します。

ここでは、初心者はExcelをまったく扱ったことがない人、経験者はExcelを業務で扱ったことがある人を指します。

一般レベル

ユースフル編集部の調べによる、一般レベルのExcel1科目を学習する場合の平均的な学習期間です。 学習時間は経験度合いや日々の学習時間などによって異なります。

独学(テキスト)パソコンスクールオンライン講座
初心者約3か月~
(毎日1~2時間勉強した場合)
約3~5か月
(週1回のペースで通った場合)
約1か月
経験者~約1か月
(毎日1~2時間勉強した場合)
約1か月~3か月
(週1回のペースで通った場合)
2週間~1か月

オンライン講座は自分の好きなタイミングで体系的・視覚的に学ぶことができるので、もっとも学習期間が短くなるでしょう。パソコンスクールは直接レクチャーを受けることができますが、週に1回の通学では合格に数か月かかる見込みです。

▼MOS資格一般レベルについては、以下の記事でさらに詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

上級レベル(エキスパート)

ユースフル編集部の調べによる、上級レベル(エキスパート)のExcel1科目を学習する場合の平均的な学習期間です。 学習時間は経験度合いや日々の学習時間などによって異なります。

独学(テキスト)パソコンスクールオンライン講座
初心者約3か月~
(毎日1~2時間勉強した場合
約3か月~5か月
(週1回のペースで通った場合)
約1か月~
経験者~約3か月
(毎日1~2時間勉強した場合
約1か月~3か月
(週1回のペースで通った場合)
約1か月

上級レベル(エキスパート)もオンライン講座は自分の好きなタイミングで体系的・視覚的に学ぶことができるので、もっとも学習期間が短くなるでしょう。

さらに詳しくMOSの勉強方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

▼MOS資格上級レベル(エキスパート)については、以下の記事でさらに詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

MOS最短合格にはユースフル提供のMOS講座がおすすめ

MOS対策をするなら、ユースフルが提出するMOS完全対策講座がおすすめです。オンライン講座なので、パソコンさえあれば、いつでも・どこでも受講することができ、もっとも学習期間を短くして、合格を目指せます。

MOS完全対策講座はMicrosoft MVP監修の講座最短でのMOS合格を実現することができます。一般レベル・上級レベル(エキスパート)のレベル別に分かれており、自分の受験するバージョンに合わせて対策してみましょう。

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まとめとおすすめ講座の紹介

MOSが役立たないという考えを払拭することはできたでしょうか。MOSを取得することで、以下の3つのメリットがあります。

  • 学んだExcelスキルを活かして業務効率化を実現できる
  • 就職や転職するときに一定のExcelスキルがあることを証明できる
  • ほかのIT資格取得の足がかりにできる

MOSはビジネスで役に立つ資格です。スキルアップの第一歩としてMOS取得をぜひ目指してみましょう。

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この記事を書いた人

記事をお読みいただきありがとうございます!ユースフル編集部では、Excelをはじめとするマイクロソフト製品の活用法をわかりやすく紹介しています。ご興味ある方は、ぜひ他の記事もご覧ください!

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